当たり

なのは確定。最終巻でどう転んでもそれは言えます。

復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

この人の作品、作中の人々を理想的な姿だけで書いて、悪意や理不尽さといった部分は「根本的な対処が不可能な正体不明の何か」で表現することが多いような。


そこの所が「もう一歩あれば」と思わせる要因だと思うんですが。でも、だからこそ終盤までの盛り上がり方が素晴らしくなるのか。「終わりよければすべて良し」が全てではないわな。


と言っても、読後の後味は悪くないですよ。そんな作者の代表作(多分)はこちら。全4巻。
導きの星〈4〉出会いの銀河 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)

導きの星〈4〉出会いの銀河 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)