バカは死なず

ただ蔓延るのみ。


上海の反日デモ、最大被害 数万人参加、一部が暴徒化 (産経)
でもまぁ何と言うか、慣れましたかね。
「あ〜バカがバカやってるな〜」って感じでバカっぽく眺められるようになりました。
あーゆうバカは人の集団には必ずある程度の割合で発生するモノだそうですから、不幸にして直接被害を受けた方以外は、そんな風に眺めてれば良いのかもしれませんね。
一方、日本でもバカが増殖・エスカレートしていますが、それに関して、


中国が日本政府に抗議・新華社電 (日経)

中国国営の新華社電は16日、駐日中国大使館に白い粉の入った封筒が送り付けられるなど事件が相次いだことについて、中国大使館が日本政府に抗議したと伝えた。在大阪中国総領事館に薬きょう入りの封筒が届いたことなども報じている。新華社電は上海の反日デモについて「1万人以上の中国人が最近の日本の対中政策に抗議してデモ行進した」とも伝えた。

きっちり利用されてますね。こうなる事も判らないほどバカなのか、こうなる為にバカやったのか、どっちにしろ迷惑な話です。
そして、日本政府の対応。


中国政府を厳しく批判、外相会談で謝罪と賠償を要求へ (日経)

 町村信孝外相は16日、外務省内で記者団に、上海の日本総領事館の被害などについて「(反日デモは)3週連続で、はなはだ遺憾だ。十分な警備が行われなかったと判断せざるをえない」と中国政府の対応を厳しく批判した。
 (中略)
 政府は16日午後、原田親仁・駐中国公使を通じ、中国外務省の崔天凱アジア局長に「大変遺憾だ。邦人と日本企業の保護へ万全の措置を取ってしかるべきだ」と電話で抗議。
 (中略)
 高島肇久外務報道官が「破壊行為や暴力的な行為はいかなる理由があろうとも全く許容されるものではなく、これらの行為を厳しく非難する」との談話を発表。佐々江賢一郎アジア大洋州局長も電話で程永華駐日公使に(1)事態の沈静化と収拾(2)再発防止(3)被害の原状復帰(4)責任者の処分――などを申し入れた。

様々なレベルで対応しているようですね。
これまでに比べると異様にヘタレてない姿勢なので、それはそれで信用ならないような気もしますが、どう考えても成功とは言い難い過去半世紀にわたる近所の国との付き合い方を、政府・外務省なりに省みた結果なのでしょうか。
これに対して中国側。


唐国務委員、中国政府の反日デモ支援を否定 (ロイター)

唐国務委員は、「ここで指摘しなければならないのは、このような疑惑は事実無根で、事実をはなはだしくわい曲しているということだ。中国は反日感情を(国民に)教え込んだことはない」と述べた。

一連の動きはあくまで、日本政府の態度が原因の「自然発生的」なモノらしいです。それであのバカ騒ぎですから、現中国政府には自国内の外国人の生命・財産を護る能力が無いということで良いのでしょうか?
約半世紀前なら「中国内にいる日本人の生命・財産を保護するためには、日本の軍隊を派遣するほかない」という事になるような状況ですね。