北方領土

日ソ中立条約違反を正当化 領土占領は「罰」とロ議長 (共同)

ロシアのグリズロフ下院議長は、21日付の週刊紙「論拠と事実」が掲載した論評で、1945年8月の旧ソ連による対日参戦は連合国としての「義務」であり、戦勝国は日本への「罰」として北方領土などを放棄させたと主張、当時有効だった日ソ中立条約を破ったスターリンの行為を正当化した
 議長はプーチン大統領の側近。11月の大統領訪日へ向け、侵略国だった日本に領土要求の権利はないとの論陣を張ることで、国際法を盾に4島返還を求める日本との交渉を有利に進める狙いがある
 議長は、連合国が日本に北方領土朝鮮半島などの放棄を強制したのは「50年以上にわたる侵略行為への罰だった」と指摘。「ドイツに比べ、日本の処罰は軽かった」と主張した。

最近、北方領土に関するロシア側の主張を頻繁に目にしますが、何かロシア側に不利になるような状況でもあるんでしょうか。それにしてもこの記事からも感じますが、日露は同じ土俵に立って無いように思えます。ロシアからすれば、“悪”に対しては何をやっても許されるってことなのでしょうか。