特定アジア意外

国連次席大使「常任理入りは第2段階」…読売国際会議 (読売)

 日本の国連安全保障理事会常任理事国入りについて、北岡伸一・国連次席大使は、米政府高官らが常任理事国数の拡大に言及していることを踏まえて、「今回の(日本の)理事国入りが失敗だと言う人がいるが間違いだ。我々は第2段階に入った。G4(日独など4か国グループ)の結束を維持し、(前回反対した)米国が賛成できる決議案を作る」と述べた。タイのスリン元外相は「日本は今、勢いを維持して、先に進むことが重要だ。引きこもるべきではない」と日本の活動を支持した

昨日の記事*1によると、中華様の李外相は『韓国側によると、李外相が参拝について「アジアの人々の感情を傷つける。再度の参拝はいけない」と切り出した。』と述べたそうです。
その『感情を傷つけ』られたアジアの一国にもかかわらず、日本を支持してくれるタイのスリン外相、大人ですね。こういった方々にこそ優先的に、感謝や支援を行なうべきかと思いますが。


「世界最悪の政治体制」とミャンマー非難、米国務長官 (CNN)

長官はこの中で、過去20年間、政治改革が目立つアジア地域で、ミャンマーの存在は「(逆の意味で)目立っている」と指摘。ミャンマーの隣国、周辺国による外交的な「関与政策」にも言及し、「意図は分かるが、同国で進んでいる人権侵害などを重視した深刻な関与政策になるべきだ」と指摘、東南アジア諸国連合ASEAN)の政策に不満を漏らした。

ミャンマー。アウン・サン・スーチー女史か“ビルマの竪琴”くらいの印象しかありません。しかも後者はまともに見たことがないという。
なので例によって外務省の基礎情報Wikipediaの該当ページを見たわけですが、Wikipediaの記述によれば、

タイの英字紙、英BBC、『ワシントン・ポスト』などの有力英語メディアの一部、および主要な人権団体は「ビルマ」の呼称を続けている。アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア政府などは「ビルマ」とし、EUは「ビルマ」と「ミャンマー」を併記している。

とのことで、日本はどちらかと言えば独自の路線を歩んでいるらしく。ただ一方で、

ビルマ語では、「ミャンマー」も、英語のBurma(バーマ)の由来となった「バマー」も同じ意味の言葉であり、前者が文語的、後者が口語的に使用されることが多いという違いがあるだけで、国民は特に意識することなく併用している。正式名称としては、独立以来ずっと文語的な「ミャンマー」の方を使用してきており、1989年の英語表記変更によって内外の呼称が統一化されたことになる。

結局どっちで呼んだ方が良いのでしょう?

*1:「過去の日本をナチスドイツと同一視した」という記事のこと。個人的には非常に不愉快ですが、まぁ中華様の仰る事ですから。