広がる汚染

中華様の中で言論の自由が花開く?


中国メディア、異例の政府批判 松花江の汚染問題で (朝日)

 政府は「人々の知る権利は守らなければならない」(張左己・黒竜江省長)などと報道を許容する姿勢を見せていたが、態度を硬化させている。香港紙の27日の報道によると、中国当局は国内メディアに独自報道の禁止を指示。国営新華社通信の原稿のみを使うように求めたという。主要メディアはここ数日、新華社電の転載のみの報道に戻ってきている。

記事読み進めたら、逆に締め付けが強化されてました。
で、この件で迷惑をかけるロシアに対し、あの中華様が下手に出てます。


河川汚染で露政府「中国が補償約束」 (産経)

 中国は既に駐中国ロシア大使を通じて公式にロシア政府に謝罪しているが、補償問題がこじれれば、戦略的パートナーと認め合う中ロの良好な外交関係にも影を落としかねない。このため中国側は今回、ロシアで高まる補償論議に応える形で、早々と補償を約束したとみられる。

中華様も相手に応じて態度を変えるということですね。つまり日本がどう見られているか。


なお、中華様の環境問題は“バタフライ効果”ではありませんが日本も他人事でない場合があり、今回の汚染もその例に漏れず。


日本海にも影響の可能性 極東の河川汚染 (産経)

 教授(ロシア極東ハバロフスク水環境研究所のコンドラチェワ教授)によると、冬にはアムール川の氷が海に流れ込んでおり「氷の中で濃縮された有毒物質が日本海オホーツク海を汚染する可能性が非常に高い」と警告した。

日本近海の有害物質濃度って、多分定期的に調査してますよね? それを基にすれば、今回の件は中華様におおっぴら&有無を言わさず文句をつけられるチャンスとも言えますが、日本の政府と御役所はどう出ますでしょうか。