“赤菱”が了承

新たな保護標章について  (日本赤十字社)

12月5-8日にスイス・ジュネーブで開催されたジュネーブ条約締約国が参加した外交会議で、紛争時の保護標章として現在使用されている「赤十字」、「赤新月」(赤い三日月・イスラム圏で使用)に加えて、新たな保護標章を規定したジュネーブ諸条約第三追加議定書が採択されました。
(中略)
この標章は、白地に赤いひし形を配したものです。白地に赤十字のマークは紛争時に医療施設や衛生部隊、赤十字スタッフなどを識別し保護するための標章で、これまでジュネーブ諸条約で保護標章として規定されていたのは、赤十字のほかに赤新月(白地に赤い三日月)と赤獅子太陽(白地に赤いライオンと太陽が描かれ、王制当時のイランが使用。現在は使用している国はありません)の3つでした。

仮称“赤菱(あかびし:Red Crystal)で、白地に赤い菱形の枠。宗教色を排除した第三のマークとは言え、既存の赤十字赤新月社にはあまり関係ないんでしょうな。