ロシア

露と欧米、新たな確執も 元ユーゴ大統領治療めぐり (産経)

 旧ユーゴスラビア紛争で大量虐殺などの罪に問われ、オランダ・ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷で公判中のミロシェビッチ元ユーゴ大統領(64)が、家族らが滞在するとされ、民族的にも近いロシアでの病気治療を希望、ロシア政界で元大統領の受け入れを支持する声が上がっている。

 戦犯法廷の検察側はロシアが健康状態などを理由に元大統領の身柄をハーグに戻さない可能性があるとして反対しており、今年初めて主要国(G8)議長国となったロシアと欧米の新たな確執に発展する可能性もある。
(中略)
 プーチン政権与党「統一ロシア」幹部のルシコフ・モスクワ市長は21日、戦犯法廷を「根拠なく無実の人を拘束し続ける欧州司法の恥」とこき下ろし「モスクワはミロシェビッチ氏を大歓迎する」と気炎を上げた。野党、共産党のジュガーノフ委員長も元大統領を支持。擁護論は超党派で広がっている。

ロシアも中華様も、元気ですなぁ。