主語述語

台湾との衝突排除せず 中国学者 (共同)

中国人民大学国際関係学院の時殷弘教授は、中国誌「南風窓」2月1日号(最新号)のインタビュー記事の中で、今後の台湾政策について「限定的な軍事衝突が発生したとしても(中国の)平和発展と矛盾しない」と述べ、限定的な武力衝突の可能性を排除しないとの見解を示した。

相変らずヤル気に溢れてますねぇ。
それはそれとしてこの記事、最後にある一文が唐突でして。

 時教授は外交、安全保障問題の専門家で、大胆な発言で知られる。

何そのとってつけたようなフォロー。この『時教授』は特殊な例であって、中華様一般は平和的な考えなんですよってことですか?
でもそう言われると気になりますので、試しに『時殷弘』でググって見ると、著作の紹介なんかが引っ掛かるわけでして、

今後の日中関係をいかに構築すべきか。忘れ去るのではないが、歴史問題をひとまず「棚上げ」にし、両国にとって更に緊迫した問題である安全保障・経済問題などに取り組むべきと提議する筆者渾身の名著。

ふむ、確かに『大胆な発言』ですね。
つーか、記事の『大胆な発言で知られる』はどっちに係ってるんでしょう。