毎日が書いた

中国・旧日本軍遺棄化学兵器問題:中国、処理施設で新たな負担要求−−計画は中断 (毎日)

 旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の処理施設建設をめぐり、中国側が新たな費用負担を日本に求め、計画が中断状態に陥っていることが23日分かった。日中両政府は昨年10月、建設の事業主体となる「日中連合機構」を設立し、早期着工を目指すことで合意しているが、中国側の新たな要求で機構設立の覚書締結のめども立たない状態だ。

 処理施設は中国吉林省ハルバ嶺に約3000億円をかけて建設する。日本政府関係者によると、中国は今年3月の協議で森林伐採を名目に追加費用を要求。建設予定地の森林が政府指定の保安林となっているため、「解除には日本側の負担が必要」と説明したという。

 これに対し、日本政府は「法令の根拠が分からず、中国の言うままに負担できない」(内閣府幹部)との立場。中国側から具体的な金額の提示もなく、真意を測りかねている。

日本の御役所の進歩の無さはどーにかならないんでしょうかね。つーかえー加減「目的は化学兵器の処理であって朝貢ではない」とゲンメイでもしたらどーよ?


日米独の毒ガスを海洋投棄 米軍が戦中戦後 (共同)

第2次世界大戦で旧日本軍や米国、ドイツなどが貯蔵していた毒ガスなど化学兵器を、米軍が戦中から戦後にかけ、世界各地の海に大量投棄していた実態が24日までに、米軍の調査報告書で明らかになった。投棄場所は日本近海を含め70カ所。容器の腐食で毒ガス流出が懸念され「海の時限爆弾」(米環境保護団体)になりかねない状況があらためて浮き彫りになった。
 当時、保管場所や処理に窮した米軍が投棄していたことは断片的に知られてきたが、全体像が示されたのは初めて。報告書は2001年に作成され、一般に知られていなかったが、バージニア州の地方紙「デーリー・プレス」が昨年10月に概要を報道。共同通信もこのほど報告書を入手した。

ふーん。で、これ米国が費用全面負担で処理するんですよね? 上の例に倣うならば、当然そうなるはずですが。