インドネシアで地震・津波
【ジャカルタ=黒瀬悦成】米地質調査所によると、インドネシア・ジャワ島南西部沖で17日午後3時19分(日本時間同5時19分)ごろ、マグニチュード(M)7・2の強い地震が発生した。
インドネシア政府やAP通信によると、震源に最も近い同島南部沿岸の観光地パンガンダラン市などを津波が襲い、少なくとも6人が死亡した。
地元メディアによれば、海岸沿いの民宿や家屋が津波で破壊された模様で、死者数はさらに増える可能性もある。
地元住民によると、津波は2度にわたり海岸に到達。いずれも高さは数メートル程度と見られる。住民の1人は地元ラジオに対し、乗用車が波にのまれ4人が行方不明になったと語った。
ジャカルタでも揺れが感じられたが、現在までに首都圏での被害は確認されていない。
米地質調査所によれば、震源はジャカルタから南東に358キロのインド洋で、震源の深さは48・6キロ。米太平洋津波警報センター(ハワイ)は地震直後、ジャワ島やオーストラリアのクリスマス島に津波が到達する恐れがあると警告していた。
まさか彼の地で「地震→津波の関連」が把握されていないって事は無いでしょうから、情報伝達体制の整備が、現状では未だ道半ばと言う事なのでしょうかね。