この国の立法府

昼間たまたま目にした国会中継が面白かった。見たのは途中からだったんだが、解説者の話によると、岡田民主党代表の質問(年金だかイラクだか郵政だか災害支援だか色々)に、純ちゃんが相変らずの調子で「適切に対処します」だの「総合的に検討して判断します」だの答えたらしい。
で、それを受けて。


岡田代表「答えになってねーぞ。質問ちゃんと聞いてんのかゴルァ!」
小泉総理「回答シマシタガ何カ?(原稿棒読み)」
 (場内喧々囂々)
河野衆院議長(岡田代表に)「もう一度質問していーよ」
 (野党(多分)「その前にキッチリ回答させろやゴルァ!」)
議長「(しゃーねーなぁ)首相が補足説明するってよ」
首相「質問ハ聞イテマシタ。答エハサッキ言ッタ通リデス(原稿棒読み)」
 (場内再び喧々囂々)
議長「(えーかげんにせぇや)首相が補足説明するってよ」
首相「不満があるのは解る。だが質問には漏れなく回答した(原稿棒読みに非ず)」
 (ムカついた民主党、全員議場から退場)
議長(議場に居ない岡田代表に)「再質問していーよ」
 (民主、退出継続中)
議長「質問が無いので次行きまーす」


以上のようなやり取り。ちなみに約1時間かかったらしい。
何故そんなにかかるのかと言うと、各行間で話し合いが持たれているから。それも専門の係りの人がいるらしい。その名も「議場内交渉係」。そんなのが居るとは初耳だった。
で、彼らが議長席付近に集まってあーだこーだと話し合ってる間、首相は無表情に、岡田代表は憮然として、騒がしい議場を共に眺めていましたとさ。