結果と途中経過

目新しいネタよりも、過去ネタの絡みが幾つもあったんで、ざらっとまとめて。


国籍条項盛り込み調整へ 人権擁護法案で自民 (産経)

 これに関連し、与謝野氏は30日、記者団に「古賀氏は国会提出について並々ならぬ決意をしている。古賀氏の努力を生かすようにしたい」と述べ、調整に全力を挙げる意向を示した。

大物と呼ばれる政治家のセンセイがそこまで入れ込むってところだけでも、「人権擁護」とは名ばかりの旨みがあると判ろうモノですな。


拘束の記者、スパイ活動していたと発表 中国外務省 (産経)

 中国外務省の孔泉報道局長は同日の定例会見で、程氏が容疑を認め、「証拠もある」と強調。事件がシンガポール政府などとの関係に影響を与えることはないとの見方を示した。また、拘束理由が、天安門事件で失脚した故趙紫陽元総書記の回顧録入手と関係があるとの見方について「関連がない」と述べた。

 香港記者協会の張炳玲会長は「記者の通常の仕事である情報収集をスパイ行為とするなら、記者活動は大きな危険に見舞われる」と述べ、程氏の即時釈放を要求した。

世界に響く白々しい言葉その一。でも日本も、ここまで豪快にやれとは言いませんが、少しは見習って拉致犯くらい捕まえれるようにしないんですかね。


ロシア:脱税や横領などのユコス元社長に懲役9年の判決 (毎日)

 ホドルコフスキー被告は03年10月に逮捕されてから、約580日の長期拘置が続いている。この間、国内石油企業第1位の座を競ったユコスは巨額の追徴課税により、分割・準国営化を余儀なくされる事態に陥った。

 ユコス元社長らへの刑事訴追については、国内野党に資金援助した同氏に対する「プーチン政権の政治的粛清」と批判する声がある。

 ロシア最高検察庁は31日、今回の判決について「政治的背景はない」としたうえで、「今後、両被告に対し新たな起訴をする可能性がある」と強調した。

世界に響く白々しい言葉その二。政敵は投獄して財産没収。って聞くと何時代の話なのかと。


米国はより安全になった=米大統領 (ロイター)

 ブッシュ米大統領は30日、アーリントン国立墓地を訪問し、米国人戦死者を称賛。さらに、イラクの旧フセイン勢力とアフガニスタンタリバン勢力に対する任務を全うすると言明した。
(中略)
 大統領は、無名戦士の墓に献花した後、「対テロ戦争は米国に大きな代償をもたらしている。(しかし)我が軍人たちの犠牲により、2つのテロリスト政権が永遠に消滅し、自由が進展し、米国はより安全になった」と語った。

世界に響く白々しい言葉その三。いつまで言い続ける気なんだろう。


スーダン検察当局、「国境なき医師団」駐在代表ら逮捕 (読売)

 同医師団は今年3月、主に政府軍やアラブ民兵から性的暴行を受けたと訴える避難民約500人に関する報告書を発表しており、スーダン政府当局は医療記録など証拠書類の提示を求めていた。同医師団が提示を拒否したため、検察側は「虚偽の報告」と断定し、逮捕した。

 また、ロイター通信によると、ヤン・プロンク国連事務総長特使(スーダン問題)は31日、5月28日にダルフールを視察したアナン国連事務総長の通訳を務めたスーダン人1人が逮捕されたことを明らかにした。視察時にアナン事務総長は避難民から性的暴行の訴えを直接聞いており、一連の逮捕は、スーダン政府が性的暴行の事実を否定するために強硬手段に出たものとみられる。

まだまだ終わらないらしいスーダン。記事の通りだと形振り構わずって感じで、さすが民族浄化するような国だけのことはある?