種です33

ラスボス議長がいよいよ野心をご開帳、一気に「恒久平和の為の汎人類統一戦線」*1を主導する立場へ。それにしても、唐突な「人類の真の敵」暴露演説をその場で受け入れられる、テレビの前の善男善女諸氏の適応力に人類の進化を垣間見た思いが。人は分かり合えるのね。
いやまぁもしかすると、全てのテレビに嗅ぐと信頼が高まる物質を放射するような脅威のメカニズムが仕込まれているのかもしれんけど。こっちの方がありえるかも。それくらい議長&偽歌姫の演説の即効性は凄かった。


さて、これで将来「人類の解放者」と称えられる(?)立場を手にした議長。公の面で着実に歩を進める一方で、私の面でも動きは止まず。貴重な手駒たる主役を、対前作主役用兵器に仕立て上げることに。
主役の、哀れこれまでとはガラリと変わった勤勉な姿、そして前話の大量破壊兵器の名を知っていた点などから、おそらく議長がマインドコントロールでも施したのだろう。その場合、多分ブロックワードは“守る”か“お兄ちゃん”辺りで。
で、そこまでする理由は何かと言えば、多分「議長の種無しを治療するには、最強種割れ遺伝子の解析が不可欠」とかなんとかだ。
とにもかくにも次回、人類最強の座を賭けて新旧主役が直接対決、と。ようやくタイトル機体“運命”の登場が視界に入ってきたな。プラモCMでの先行発表から早……何話目だ?

*1:テキトーに呼んでみた。実態は、次回以降に作られるor既に議長が根回し済み(どちらにせよ過程は描かれない)。