中華様はホントに

対応早いですね。この辺りは日本政府にも見習って欲しいものです。


人の治療薬、使用許可否定 中国、鳥インフルエンザで (産経)

 中国外務省の劉建超副報道局長は21日、中国政府が鳥インフルエンザの流行を抑えるため、人の治療薬を鶏に投与することを許可していたとの報道について「中国政府は人の治療薬を動物インフルエンザに使うことを認めたことは一度もない」と否定した。

日本だと厚労省辺りがじっくり調査した上で大臣がおっとりと発表しそうですけど、中国はすぐさま、外務省のふくよかな副報道局長が威勢良く反論ですよ。で、その内容は、

 副局長は一方で、違法な医薬品を勝手に使う行為を厳しく取り締まると強調、人向けの薬品が動物に使用されていた可能性を示唆した。

結局使ってるんかい。


中国、元在シドニー領事らの政治亡命を否定 (産経)

オーストラリアに亡命を求めている在シドニー中国総領事館の元領事、陳用林氏ら3人の中国政府関係者に関し「そうした人物はいずれも個人の利益、目的のためにデマを言い触らし、オーストラリアなど中国国外にとどまろうとしている」と述べ、政治亡命との見方を全面的に否定した。

上の鳥インフルエンザでも出てきた副報道局長がこちらも反論。ホント、自国のネガティヴイメージに対する反応は、日本とは雲泥の差ですね。
ついでに、この件に関して。


政治亡命申請の元中国外交官に一時滞在査証、豪州 (CNN)

保護査証の供与を検討する間の措置としている。
ただ、同氏は、一時滞在査証では中国政府に送還される恐れがあるとして、潜伏生活を続ける意向を示した。妻、娘と共に身を隠している。

豪州内に約1000人いるというスパイの一端でも確認されないと、このまま中国に送り返されるんでしょうか。そう考えると、この人も豪州政府もなかなか厳しいですね。