中華二題

日本の軍事力欠如も要因 常任理問題で中国人専門家 (産経)

 「軍事力強化によってのみ、平和は保証される」と題する同論文を執筆したのは、中国清華大の閻学通・国際問題研究所所長。国際安全保障、米中関係の専門家として知られる。

 閻氏は「経済力など限られた分野だけを発展させた場合、国家の総合力は奇形化する」と分析。日本を例に挙げて「経済力は極めて強力だが、それに見合う国際的地位を得られていない」とした上で「(安保理入りに向けた)支持票の買収に動いたにもかかわらず、政治的地位を買い付けることはできなかった」と言い切った。

中華様のお許しが出ましたので、日本も軍備を強化しましょう。
つーかこれ見て「“アジア”との共生」とか言ってる人はどう思ってるんでしょう。


被害者数、中国側に誇張 抗日戦争で研究者指摘 (共同)

中国の歴史研究者が、抗日戦争による日中双方の死者数などで中国側資料にしばしば誇張があり、正確かつ理性的に歴史を記録するべきだと訴える評論を31日付の中国紙、新京報に発表した。中国で戦争被害者数の誇張を批判するのは珍しい。
 執筆者は抗日戦争研究者の王錦思氏。誇張の例として、遼寧省瀋陽の博物館が中国戦線で200万人の日本兵が死亡したとしているが実際は45万人だったことなどを挙げた。中国の軍人の死傷者数についても「一致した定説はない」と言い切った。
 また、旧日本軍の細菌戦について、山東省のある研究者が、日本政府に損害賠償を請求している細菌戦被害者の原告に「あなたが言う死者数がそのままの死者数だ」と述べ、裏付けは必要ないとの姿勢を示していたことも指摘。「抗日戦争研究でも“偽物製品”は攻撃しなくてはならない」と訴えた。

時の移ろいと共に桁違いに増殖する『抗日戦争』の死傷者数ですが、際限無いように思われた誇張にもついに限界が来たんでしょうか。