パキスタン地震

印パ、実効支配線5か所開放…住民の往来認める (読売)

 両国は、イスラマバードで局長級協議を行なった。終了後に出された共同声明によると、相手側に救援物資を提供する際には、当局間で、実効支配線上で受け渡しを行う。往来する住民については、今年4月に運行が始まった直通バスの乗客と同様、相手国による身元調査と同意を得たうえで、発給される許可証の携帯を義務付けた。

 また、相互往来では、相手国側に分断された家族がいる住民を優先すると明記。越境は徒歩と定めた。
(中略)
 これについて、インド側は、パキスタン側に拠点を持つイスラム過激派も流入すると警戒。パキスタン側にも、自国側住民がインドの救援施設に殺到するのを恐れていた。合意内容は、双方の懸念に配慮したものとなった。