ボリビア

ボリビアの大臣、「子供達にコカを」 (Excite)

 ボリビア外務大臣が「コカの葉(コカインの原料)は非常に栄養豊富であるため、学校朝食のメニューに加えるべきだ」と主張しているそうだ。

「コカの葉には牛乳より多くのカルシウムが含まれている。学校朝食に加えるべきだ」とのダビッド・チョケウアンカ外務大臣の主張が、金曜日のラ・ラソン紙に掲載された。

ボリビア史上初の先住民出身の大統領、エボ・モラレス氏も法的にコカの栽培が認められることを望んでいる。コカの葉はコカインの原料として使用されるが、アンデス文化では噛んで楽しむ他、お茶に使用して親しまれている。

モラレス大統領は元コカ栽培者であり、コカイン廃絶に尽力することを明言しつつも、コカ栽培の保護を訴えている。ボリビアはコロンビア、ペルーに次ぐコカイン生産国だ。

ハーバード大学が1975年に発表した調査結果によると、コカの葉100グラムには18.9calのたんぱく質、45.8mgの鉄分、1540mgのカルシウムに加え、ビタミンA、B1、B2、E、Cが含まれているという。

コカの葉は食べても中毒性は無い(多分)、ボリビアには『学校朝食』がある、コカイン廃絶とコカ栽培の保護は両立する(らしい)。へぇ〜。