享年68

橋本元首相死去:「日中友好を主張」と略歴伝える 中国 (毎日)

 【北京・大塚卓也】中国国営新華社通信は、橋本龍太郎元首相の死去を東京発で速報し、「日中友好を主張し、両国の経済貿易交流の促進に力を尽くした」との略歴を伝えた。さまざまなチャンネルで日中関係の改善を模索する中国にとって、日本とのパイプをまた一つ失った意味は小さくない。

 橋本氏は首相時代の96年7月、首相として11年ぶりに靖国神社に参拝した。しかし、中国側の激しい抗議を受けて翌年から取りやめた。中国側には「国交樹立に尽力した田中角栄元首相の流れをくむ政治家の一人」という認識が今でも強い。

 首相退任後の02年9月からは、日中友好7団体の一つ、日本国際貿易促進協会会長に桜内義雄衆院議長のあとを継ぎ就任、今年3月に7団体訪中団団長として胡錦濤国家主席と会談した。その際、胡主席は首相時代の橋本氏の参拝について「2回目に行かなかったのは日本の国家利益を考えたからだと理解している」と評価し、小泉純一郎首相の公式参拝中止への働きかけを求めた。

増税バブル崩壊、賄賂に記憶障害、中華様に下半身篭絡などと晩節が汚れまくりな感はありますが、だからと言ってその存在を否定する謂れも無く。謹んで哀悼の意を表します。