星を見る人
【パリ=島崎雅夫】太陽系の外にあって人間居住に適した惑星を約2年半にわたり探査するフランスの人工衛星「コロー」が27日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
コローによる探査は、仏国立宇宙研究センターや欧州宇宙機関(ESA)が1億7000万ユーロ(約265億円)を投じて行うプロジェクト。地球から4000万光年以上の約12万個の恒星を観測、人間の居住に適した地球のような惑星があるかどうか調べる。
これまで、太陽系の外にある惑星は約190個見つかっているが、ガスでできたものばかりで、地球のように岩石でできた惑星はない。科学者の間では、190個以上の惑星が発見できると期待されている。
『地球から4000万光年以上』……遠いっすね……。