したい嫁

中国警察、“ゴースト・ブライド”を販売したグループを逮捕 (ロイター)

[北京 26日 ロイター]  2名の若い女性を殺害し、その遺体を「死亡した男性の花嫁」として販売していた3人の男を逮捕した、と中国警察が発表した。

逮捕された男の一人、陝西省で農業を営むヤン・ドンハイ(38)は、貧しい家庭から1万2000元(約18万8000円)で女性を買った上、殺害したことを認めた。

木曜日のリーガル・デイリー紙によると、女性は当初、見合い結婚をするため自分が売られたと考えていたが、ヤンは水路で彼女を殺害、1万6000元でその遺体を売り払ったという。さらに逮捕されるまで、ヤンと共謀者2名は一人の売春婦を殺害、同様に遺体を8000元で売却していたことが明らかとなっている。

同紙は、ヤンが「すぐ金になるからやった。へましなければ、もう少し女性を殺すつもりだった」と話していることを報じている。

殺害された女性たちは、中国西部の黄色土壌高地で古くからある思想の犠牲者となった。この地域では若くして死亡した男性が女性の遺体と一緒に墓に入ると、来世で夫婦になれると信じられている。

陝西省・延安の地元警察は、「今回の事件は氷山の一角で、このような遺体の取引は、実際はもっと行われている」とコメントした。

兵馬俑でも見習っとけば良いものを。