あれから半年

インド洋津波半年、なお続く放浪生活・テント暮らし (読売)

 インドネシアスリランカ、インド、タイなどの被災国の死者・行方不明者数の合計は少なくとも22万人に上っている。

 最大被災地であるインドネシアのナングロアチェ・ダルサラム州では25日、インドネシア政府・復興開発庁のクントロ・マンクスブロト長官が州都バンダアチェの郊外で記者会見し、「再建は着実に進んでいる」と強調した。

 だが、最優先課題である住宅建設は依然遅れ気味なのが実情だ。州政府によると、1棟に数家族が住める仮設住宅約1650棟が建設されたが、入居できた被災者は5万人に過ぎず、25万人以上が放浪生活やテント暮らしを強いられている。

復興の道、いまだ半ば。