泥縄

中国の公害対策「日本の経験手本に」 共産党の機関紙 (産経)

 中国共産党の幹部養成機関、中央党校の機関紙、学習時報は16日付で、日本が戦後行ってきた公害対策を紹介し「経済成長の過程で直面した環境問題を解決してきた日本の経験を手本にするべきだ」とする記事を掲載した。

 中国では、急速な経済発展に伴い環境破壊も深刻化。最近も工場廃水の垂れ流しなどによる河川や農地の汚染が相次いで発生しており、日本の経験を参考に環境対策に力を入れる必要性を強調したものとみられる。

 同紙は、日本で1960―70年代の経済高度成長期に大気や水質の汚染が深刻化して公害病が頻発したと指摘。その後(1)公害対策を定めた法律の整備(2)技術開発を含めた企業の環境対策強化(3)ごみの分別処理など消費者の意識向上―を挙げ、官民の協力で80年代には公害を「ほぼ解決した」と評価した。

 さらに「日本は現在も省エネや環境への負担減少のために技術開発を続けている」と指摘、中国は日本の方法を参考にすべきだと強調した。

経験を伝えられなかった日本、活かせなかった中華様。実りの無い関係ですね。