中の事情

中国紙、人民代表大会を痛烈批判 「まるで官僚大会」 (産経)

 24日付の中国青年報は、国、省、市など各レベルに置かれている人民代表大会を牛耳っているのは官僚出身の代表だとして「まるで官僚大会」と痛烈に批判する署名記事を掲載した。

 中国で多くの現職官僚が日本の国会議員、地方議員に当たる大会代表を兼務、大きな影響力を発揮していることを問題視した内容で、国内政治批判を規制している中国でこうした記事が報じられるのは珍しい。

 記事は「全国各地の大会代表の70%を官僚が占めている」と指摘した上で、大会での官僚出身代表の発言について「平凡で、新鮮味なく、中身は空っぽ」と酷評した。

 さらに、数少ない市民代表が気後れして発言を控えたり、官僚にこびへつらったりしている実態を報告。国内メディアについても「官僚代表の声ばかり紹介している」として、具体例を挙げて批判した。

主導権争い? 民衆不満のガス抜き? 中華様の中も色々大変そうですね。


「日米中の歴史共同研究を」 米副長官が学者対話提案 (産経)

 副長官は昨年9月にも、3カ国の歴史学者による第2次世界大戦中の歴史共同研究を開始するよう提案している。副長官は、3カ国による対話の有用性を再度強調した上で、日中両国が「歴史を正直かつ公正に見詰め直すとともに、過去だけでなく未来にも目を向けるよう求めたい」と語った。

アメリカが出てきたところで中華様が認識を改めるとも思えないし、むしろ話が大きくなって余計引っ込みが付かなくなるから止めろ。と思ってたんですが、


歴史研究への米参加拒否 中国、「特殊性」主張 (産経)

 中国外務省の孔泉報道局長は24日、ゼーリック米国務副長官が提案した日米中3カ国による歴史共同研究について「北東アジアの歴史は特殊性がある」と述べ、事実上拒否する姿勢を示した。

中華様が拒否してくれました。『特殊性』とは多分「学術的検証に耐えられない、感情的・恣意的・政治的な性質」とかを指すのかと愚考する次第ですが、それ以上に

 報道局長は、この特殊性は「中国、韓国、日本に直接関係する」と指摘、日中韓3カ国による共同歴史研究を進めることが「われわれの基本的主張だ」と述べた。

特定アジアvs日本の構図が崩れるのが嫌なようです。