中華らしさ

「台湾独立」不表示…グーグル、検閲に協力し中国進出 (読売)

 新サイトでは「台湾独立」「天安門事件」などの言葉は検索しても結果が示されないようにする。

 グーグルはこうした自主検閲について「検索結果の削除は我々の使命に反するが、何の情報も提供しない方がもっと使命に反する」とする声明を発表した。

 ただ、ヤフーなどが提供しているメールやブログのサービスは当局の情報収集に使われる恐れがあるため、中国では当面行わない。また、サイト上では検閲が行われていることを明記するという。

う〜ん、確かに情報ゼロよりは「偏向されてると明示した情報」でもあるだけましですかねぇ。とも思いますが、記事の続く文で早くもぶち壊しです。

 グーグルはこれまでも中国語の検索サービスを提供してきたが、米国内のサーバーを使っているため、検索に時間がかかるなどの問題が生じていた。

「情報の提供」は既に実現してますね。「中国市場に食い込むためなら言論弾圧に加担するのも良し」ってことですか、そうですか。


中国週刊紙を停刊処分 歴史教科書批判で (共同)

中国有力紙、中国青年報の付属週刊紙「冰点周刊」が、先に掲載した中学校歴史教科書に関する評論記事が原因で当局から批判され、25日までに停刊処分を受けた。胡錦濤指導部によるメディア締め付け強化を示すと同時に、中国での歴史認識問題の敏感さを浮き彫りにした。
 原因となった評論は、11日号の「現代化と歴史教科書」と題した文章。中国では「反帝国主義の愛国運動」と肯定的に評価される1900年の義和団事件が、実際は1カ月間に児童多数を含む外国人231人を殺害した「反動的で反文明的な事件だった」と批判。中学校の教科書には義和団の残虐行為の記述がほとんどないなど、事実と解釈に間違いが多いと指摘した。

『中国での歴史認識問題の敏感さを浮き彫りにした』。敏感さというより「中華様のエライ人の言う解釈以外認めない」と見えますが。


「軍事転用不可能」と主張 ヘリ輸出事件で中国企業 (産経)

 ヤマハ発動機無人ヘリコプターを中国に不正輸出しようとした外為法違反事件で、輸出先の「北京BVE創基科技有限公司」は25日、無人ヘリについて「軍事転用は不可能だと認識している」などとする声明をホームページ(HP)に掲載した。

 同声明は、ヤマハ無人ヘリを空撮用に利用しているとした上で「技術的に一定の限界がある。軍事には応用不可能だと認識しており、軍に対して販売しようがない」と述べている。

 同社のHPは無人ヘリを使った空撮技術が軍事転用可能だと宣伝しているが、声明では「最近の航空技術の魅力を紹介するため」と説明した。

なるほど。同型機を自衛隊も購入しているという話を聞きましたが、それなら誰も文句のつけようが無いですね。まぁ自衛隊は軍隊ではないんでしたか。