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自衛隊「違憲」と転換 社民が宣言案 (京都新聞)

 社民党が11、12両日の党大会で採択する新たな綱領的文書「社会民主党宣言」の最終案が1日、判明した。自衛隊について、旧社会党時代の1994年に当時の村山富市首相(委員長)が打ち出した合憲・容認路線を放棄し「現状、明らかに憲法9条に違反する」と明記。自衛隊を国境警備、災害救助、国際協力などの任務別組織に改編することで「解消」し「非武装の日本を目指す」ことも盛り込んだ。最終案は2日午前の党常任幹事会で了承される。

 民主党前原誠司代表が集団的自衛権の行使容認論を唱えるなど安保政策での「現実主義」を掲げる中で、あえて「違憲」と踏み込むことで平和重視の姿勢をアピール、来年の参院選での党勢拡大につなげる狙いがあるとみられる。

 ■違憲−合憲−違憲 旧社会、社民の見解

 自衛隊憲法解釈に関する旧社会党社民党の見解の変遷は次の通り。

 ▽社会党

 【社会主義への道】(1964年12月)憲法の完全実施として自衛隊を解散する。国民警察隊、平和建設隊に再編・縮小する。

 【違憲・法的存在論】(84・2)自衛隊違憲だが、国会の決定により法的に存在している。連合政権下では文民統制を強め、現状凍結する。

 【新宣言】(86・1)非同盟・中立・非武装の実現。反核軍縮を推進する。

 【平和の創造】(90・10)政権獲得後直ちに自衛隊改革を始め、なるべく短い期間に違憲状態を正せるよう最大の努力を払う。自衛隊廃止に向け3段階の改革を行う。

 【党改革の基本方向】(91・7)40年にわたる自衛隊の存在を直視する。自衛隊の実態は違憲であるとの認識に立って、防衛費の増大を抑え、計画的に削減して軍縮を実行する。

 【93年宣言案】(93・6)軍縮過程において自衛権内の最小限度の自衛力は憲法が許容する。自衛隊の現状は許容される自衛力の範囲を超えている。

 【村山富市首相答弁】(94・7)専守防衛に徹し、自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊憲法の認めるものと認識する。

 ▽社会民主党

 【社民党基本政策】(96・3)国連中心の総合安保体制確立。日本は限定防衛に徹し、海外での武力不行使を宣言し、非軍事面におけるすべての国連平和維持活動に参加。

 【土井ドクトリン】(2001・5)「平和基本法」を制定し、自衛隊の規模や装備を必要最小限まで縮小。将来は、国境警備、国土防衛、災害救助、国際協力などに分割し、縮小、改編。

 【社会民主党宣言最終案】(06・2)現状、明らかに憲法9条に違反。(共同通信

権力欲しさに曲げた主義主張をまた曲げました。まぁ御自由に。頑張って存在感示して、主義主張を同じくする自民や民主の一部の方々を受け止めてあげてください。


民主党:木俣参院議員、傷害容疑で役職停止処分へ (毎日)

 民主党は2日、愛知県の飲食店で昨年末、女性店員にけがをさせた傷害容疑で書類送検された木俣佳丈参院議員を、党倫理規定に基づく役職停止処分にする方針を固めた。7日の常任幹事会で正式決定する。執行部は今回の事件がライブドア事件耐震データ偽造問題などによる「追い風ムード」に水をさすことを懸念。処分を急ぐことで早期の沈静化を図り、国会審議への影響を最小限に抑えたい考えだ。

もはやネタ政党の域に達したかと。